私はゴルフ歴は、
10年ぐらいありますが、
いつまでたっても
スコアが良くならないので、
最近は年に数回程度
楽しむ程度です。
GEのジャック・ウェルチの
コーチをしたことで有名な
マーシャル・ゴールドスミスは、
エグゼクティブに対するコーチと
ゴルフの指導の共通点を
指摘しており、目から鱗でした。
エグゼクティブは
高い地位になるほど、
対人能力が必要になります。
なぜなら、優秀な人を
マネジメントするのが
仕事だからです。
そのため、
マーシャルのコーチは
エグゼクティブの行動の欠点を
直すことに焦点が置かれます。
マーシャルは、
直さなければならない欠点のうち
重要な欠点を「選ぶ」ことが
大切だと言っています。
ゴルフでは、ショットの7割は、
ピンから100ヤード以内のショット
だそうです。
つまり、ショートアイアン、ピッチング、
バンカーショット、パッティング
だということです。
(ショートアイアンとパターは少なくとも
50回は使います)
一方、ドライバーは、最大で14回しか
出番がありません。
この事実に従えば、
スコアを上げるためにやるべき練習は、
玉を遠くに飛ばす練習よりも
バンカーからボールを出す
などの練習ということになります。
では、なぜ熱心なゴルファーでさえ、
そういった比重で練習をしないのか?
理由はおそらく
1.事実を直視したくない
2.楽しいことを優先してしまう
だと思います。
目標を達成するのに
一番効果的な方法を
事実に即して把握し、
その方法を辛抱強く
実行することが
大切だということが
分かります。
これを一人でやるのは
大変なので、わたしのようなコーチは、
事実の把握と継続的な実行を
サポートしています。
ゴルフの例については、
私は事実認識が甘かったです(笑)
数字で示されるとなるほどと
思いますよね。
あなたはどうお感じになられましたか。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。