世界は自分が見たいものでできている

マインド

先日、コーチングをさせて
いただいている方から
「見える景色が変わった」と
コメントをいただきました。

「景色が変わる」とは、
大きな視点でいうと
世界の見方が変わること
だと思います。

あなたは世界を
どう見ているのでしょうか?

我々の生きる世界は
混沌を増しています。

経済・政治・国際情勢は
めまぐるしく変化しています。

次から次へと発生する感染病。
戦争や争いは絶えることなく、
悲劇や貧困もなくなりません。

一方で、
新しいコミュニティや
考え方が生まれたり、
人の温かさや可能性を
感じさせることもあります。

不思議なことを言うようですが、
我々は同じ世界に住んでいるようで、
実はそれぞれ違う世界に
住んでいるのだと思います。

なぜなら、
それぞれが見る世界は、
見たいものを
体現しているからです。

悲劇を見たい人は悲劇を
貧困を見たい人は貧困を
可能性を見たい人は可能性を
楽しさを見たい人は楽しさを

では、戦争に巻き込まれている人は
戦争を見たいからそうなったのか?

全ての環境を変えることは
難しいかもしれません。
それには運命の要素も
あると思います。

しかし、
たとえ同じ戦争の中にいる人でも、
見ている世界は違うと思います。

「夜と霧」
という本をご存じでしょうか?

アウシュビッツに収容された
精神科医V.E.フランクル
の回想録です。

アウシュビッツに収容された
体験を通して、生きるとは何かを
問うています。

彼は言います
「人は強制収容所に人間をぶちこんで
全てを奪うことができるが、
たったひとつ、与えられた環境で、
いかにふるまうかという、人間としての
最後の自由だけは奪えない」
と。

「そこに唯一残された、生きることを
意味あるものにする可能性は、
自分のありようががんじがらめに
制限されるなかで
どのような覚悟をするかという、
まさにその一点にかかっていた。」

あなたが何を見て
どんな覚悟をして生きるかは
どんな環境の下でも
自由です。

その意味で、
あなたの世界を変えるためには、
世界の見方を変えることが大切だと思います。

あなたの世界が
理想の世界に
近づくと良いですね。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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