ともにいられないもの

ツール

「ともにいられないもの」って
全部ひらがなで書くと何だろう?
って思いますよね。

「共に居られないもの」と
書くとわかりやすいでしょうか。

コーチングで使われる用語なのですが、
意味は、
「避けているもの」

「直視できないもの」

「向き合いたくないもの」
です。

あなたの
「ともにいられないもの」は、
何でしょうか?
少し考え見てください。

例としては、
「混乱や批判されるのが耐えられない」

「お金のことを考えたくない」

「パートナーシップのことを考えたくない」

「前の仕事での失敗を忘れたい」

「このような幸せは自分には値しない」

など、人によってさまざまでしょう。
これが全くないという人はまれでしょう。

本人が気づいていなくても
コーチから見たらわかることが多いです。
同じ事を繰り返す原因には、
この「ともにいられないもの」が
あるからです。

もちろん私にもあります。
自分をより客観的に見るようになると
気づくことも多いです。

では、白い紙に大きな円を
描いてみましょう。
この円はあなたの人生全体を
表しています。

次に、
その中に、さきほどの
「ともにいられないもの」を
色を付けながら円の中に
書き込んでいきましょう。

例えば「お金」だとすると、
それが占める大きさだけ、
例えば黄色などの色をぬりましょう。

続けて、他のものも
追加していきます。

たくさんある人は、
円の中が色で埋まり、
余白が少なくなります。

我々は、
色の部分を避けることに
多大なエネルギーを消費しながら
余白のところで生きています。
それが狭ければ狭いほど、
窮屈な人生を送ることになります。

色の部分があるのは
理由があるはずですよね。
赤ん坊のときはないですから。

まずは、
その存在を認識し、原因を把握して
勇気を持って向き合ってみましょう。

それは、
実はそれほどこだわる必要の
ないことだったり、
冷静になってみるとそれほど重要ではない
こともあるでしょう。
感情にまつわる部分は、
癒していくこともできるかもしれません。

すべてを受け入れることはできなくても
色の部分を小さくできれば、
生きるスペースが広がります。

人生のいろいろな要素と
「ともにいる」状態になると
人生は、もっと可能性に満ち、
楽しいものになるはずです。

ぜひお絵描きを
してみてください。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

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