あなたは失敗が怖いですか?
私が30代だったとき、
一番怖いことは
「失敗すること」でした。
失敗したことで自分を責めるのが
嫌だったからだと思います。
「なぜあのとき、こうしなかったか」
「なぜあんな風に言ってしまったのか」
などと悪い面だけ見ていました。
また、よくわからない漠然とした
恐れもありました。
では、失敗することを恐れて
行動できないときに
乗り越える3つの質問をご紹介します。
「恐怖」とは
あなたの感情を表しています。
感情はあなたが、
ある事実を認識して、
それをあなた自身の経験や常識と
照らし合わせた結果、
出てくるものです。
その原因を
自分に対する質問をすることによって
突きとめてみましょう。
(質問1)
「失敗とは何か?何が怖いのか?」
漠然とした不安や恐れには、
原因があります。
例えば、
・新しく事業を始めたが
お客さんが全く来ない状況なのか。
・転職先で
うまく結果を残せないことなのか。
・SNSの投稿で「いいね!」が
30個もつかないことなのか(笑)
チャレンジすることに対して、
自分が「失敗」だと思っていることを
明らかにしてみてください。
(質問2)
「失敗したら何が起こるのか?」
では、実際に失敗したら、
何が起きるか考えてみてください。
・何か月もお客さんがこなかったら
お金がなくなってしまうとか。
・転職先を解雇されるとか。
・友人や知り合いから
SNSの投稿を笑われてしまうとか。
最悪なケースを書いてみましたが、
それって本当に起こるでしょうか?
・お客さんが来なかったら、
別の方法を試せばいいのですよね。
・たとえ、一時期に結果を残せなくても、
本当に会社はそれだけであなたを
解雇するでしょうか。
・あなたが一生懸命書いた投稿を
バカにする人はいるでしょうか。
いたとして気にするべきでしょうか。
何が起こるのかを
冷静に考えてみてください。
あなたの思い込みはありませんか?
(質問3)
「失敗を防ぐ方法はないか?
又は致命的なダメージを
防ぐ方法はないか?」
新事業では、
初期投資はなるべく抑えて、
いろいろな方法を試す
時間の猶予を作っておくとか。
多めにお金を借りておくとか。
シナリオをいくつか考えておくとか。
職場ですでに成績を出している人から
学んでおくとか、
人間関係を良くしておくとか。
SNS投稿の目的を
はっきりさせて自分なりのルールを
作っておくとか。
いかがでしょうか?
漠然とした不安は、
質問を通して一つ一つ明確にしていくと、
意外に大したことではなかったり、
対処できることがほとんどだと思います。
そして、
一番大事なのは、
「人は、失敗しないと成長できない」
ことです。
もちろん、不要なチャレンジは
しなくてもいいのです。
しかし、なりたい自分になるには
その過程でどうしても失敗が必要です。
「失敗」=「悪い」という
イメージですが、それも
われわれが捉われている常識です。
失敗の定義を
「成長のために必要な過程」と
すれば何も悪いことではないのです。
チャレンジする度合いは
人それぞれで良いと思います。
短期間に過度にプレッシャーを
かけてチャレンジできる人もいれば、
ゆっくりチャレンジする人もいます。
その過程を楽しむことができたら
素晴らしいですよね。
ぜひ、
失敗に対する恐れを3つの質問で
克服してみてください。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。