怠けることのすゝめ

ツール

私と真面目な友人の話です。


「なんでもかんでもやろうとしないで
もっと怠けたらいいよ」

友人
「???冗談だよね」


「まじめだよ。
行動のうち大事な20%で
80%の成果が作られているとしたら、
それは魔法の行動だよね。

もし、そこに2倍の時間を費やし、
残りはそれほど時間を
かけないとどうなる?
努力を60%減らせて、
成果を60%増やせる。
あれこれ手を出したら
魔法の行動ができなくなるよ」

友人
「じゃあ、魔法の活動とやらに
100%の時間とエネルギーを
かければ、4倍の成果になるよ。」


「確かに理屈はそうだけど、
それは実際的ではないよ。
なぜなら、質を落とさないで
魔法の行動に集中できる時間には
限度がある。

やることを絞って、
もっと力が発揮できる分野を見つける時間、
もっと効率的なことを見つける時間を
確保したほうがいい」

友人
「いや、怠けるなんてありえないよ。
もっと働かないと」


「日本人って「怠ける」って
言葉に抵抗があるよね(笑)。
働き詰めだとプレッシャーが
かかるし、体もきついよね。

そうではなく、
マインドも体も
「リラックスした状態」を作って
重要な仕事をするってことだよ。
重要でない仕事で手一杯では、
創造的なアイデアは生まれないよ」

あなたは、
この話をどうお感じになりましたか?

私自身の過去を振り返っても、
努力する=長時間働くというのが
染みついていました。
高いパフォーマンスを出せる時間は
人によって差はありますが、
すべての時間をそうはできません。

働けば働くほどパフォーマンスが
上がるというのは幻想なのです。

80対20の法則にも通じますが、
「怠ける」という意味を、
「大事でない行動をできる限り削る
ことによってシンプルにする」
とすると、意義のあることですよね。

あなたはどこを目指していますか?
真面目にやっていては、
もしかして、そこに
いけないかもしれませんよ。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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