人生を心ゆくまで味わう秘訣

ツール

20世紀英国最大の作家と称された
アーノルド・ベネットという人が
います。

彼は、他の多くの小説家と違って
劇、随筆のほかに、人生訓、書評など
きわめて多方面で活躍しました。

彼の3冊の人生論的エッセイから
エッセンスの部分だけを選んで
訳出した本が
『賢者の習慣』という本です。
https://www.amazon.co.jp/dp/4837958060

私は、恥ずかしながら
あまり文学を読みません。
作家の人生訓というと
何だか堅苦しいだろうな。。。
と手に取ったのですが、
意外と面白かったです。

特にわが意を得たりと
思ったのが、
考えてばかりで、
実行力が伴わない人から
著者が相談を受けた出来事を
書いた部分でした。

あなたにも、
なかなか実行できない一方、
実行力がある人を羨ましいと
思ったことがありませんか?
もちろん私にもあります。

著者は言います。
「あなたは、(中略)たぶん、
自分の内に新たなエネルギーを
創り出したい、
と願ってきたのではありませんか。

エネルギーというのは、
自分の内にも外にも、
新たに創り出せるものではないのです。
誰もそんなことはできないのです。

できるのは、もともと存在している
エネルギーを自由に開放し、
形を変え、
方向づけることだけなのです。」

そうなのです。
他人とエネルギーの総量を
競ったところで意味はないのです。

問題は、
あなたが持っているエネルギーを
どう燃やすのか?
ということです。

持っているエネルギー量が大きくても、
やることが無くて腐った人生を
送る人はたくさんいます。

反対に、少なくても、
じっくりと味わいながら
エネルギーを燃やして、
人生を謳歌する人もいます。

エネルギーを眠らせたままの人も
いますね。
きっとたくさんいると思います。

その場合は、
それを引き出して
火をつけるのもいいでしょう。
爆発しては困りますが(笑)

自分にまだエネルギーが
眠っているな。。。とか
それを使いたいという
情熱や欲求がでてきたときに
それをうまく
燃焼させてみましょう。

私も、コーチとして
日々そうした人のお手伝いを
したいと思っています。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました