最近売れているビジネス書に
『FACTFULNESS』
(日経BP社)があります。
世界で200万部、
日本で60万部売れているそうです。
著者のハンス・ロスリングは、
公衆衛生の研究者で、医者でも
あります。
ファクトフルネスとは、
「データを基に世界を正しくみる習慣」
を意味します。
本書を読むと、
あなたの知っている世界
(人口、貧困、教育など)が、
事実と違っていることに気づくでしょう。
その原因として、
私たちには、本能に根差した
思い込みがあるからのようです。
著者が登壇しているTED講演
「世界について無知にならないために」
を見ると、
思い込みが起きる原因として
3つ挙げています。
1.育った環境によるもの
2.陳腐化した情報によるもの
3.偏ったニュースによるもの
こうした思い込みがあるために、
事実とは異なる認識をしてしまう
ということです。
こうならないためには、
客観的な事実を集めて
思い込みを修正する必要が
あるでしょう。
講演では、
判断する際に使う直感について、
下記の点で修正することを
提唱しています。
1.悪化していると思われているものは
実は良くなっていることが多い
2.両極端に思われているものは、
実は大半が真ん中にいることが多い
3.足りないと思われているものは、
実は、大半が手にしていることが多い
4.恐れられているものは、
誇張されていることが多い
正確な情報を集めるのも
なかなか難しいですが、
思い込みがあることを前提にして
「ファクトフルネス」で
判断していきたいですね。
TED講演について
ご興味がある方は、
下記をご覧ください。
http://digitalcast.jp/v/21127/
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ありがとうございます。