今回のお題は、
「人生について」です。
あなたはどんな人生を生きたいですか?
そうですね。
みんな幸せに生きたいと
思っていますよね。
もっとお金を稼ぎたい。
やりがいのある仕事をしたい。
人間関係を良くしたい。
パートナーシップを得たい
もっと健康になりたい。
心の傷を癒したい。
じゃあ、私が魔法使いになって
それを全て叶えてあげたとしたら
どうなるでしょうか?
もちろん、最初はうれしいですね。
でもしばらくすると飽きてしまう
のではないでしょうか。
映画の場合はどうでしょう。
主人公は、家族全員仲良く、
人間関係もうまくいっている。
欲しいものはすべて持っていて、
ビジネスで成功し、億万長者。
体も健康。容姿も完璧。
こんな映画があったら
あなたは見るでしょうか?
もちろん見ないですよね。
なぜでしょうか?
その映画の物語に
「感情が動かない」からでは
ないでしょうか。
アメリカの伝説的なシナリオ講師である
ロバート・マッキーは、
「主人公がどんな渇望があるか、
そして、それをどう勝ち取るかが
観客の感情を動かすポイントだ」と
いいます。
映画では到達点は大事ではありません。
その過程での経験そのものと
そこで味わう感情こそが大事なのです。
人生も同じですよね。
あなたの人生は、あなただけの物語です。
山あり谷ありだからこそ、味わいがある。
チャレンジするからこそ、失敗し、
成功もする。
ひとつひとつの経験そのものには、
良いとか悪いという判断をやめてみる。
もちろん、悲劇を味わえるかというと
簡単ではありませんが、
そこに至る道はあります。
また、起きる出来事は完璧には
コントロールできません。
その中で、
コントロールできないことを嘆いて
人生を終わらせるか、
逆にそれを味わうか。
私はコーチをさせていただくときに
みなさんに過去の人生をグラフにして
いただきます。
面白いくらいに皆それぞれ違い、
味わい深い経験をされています。
人生を客観的に見るひとつの方法です。
あなたの物語を、
観客席から一度見てみましょう。
どんな経験をし、
どんな感情がありますか?
それらをどう味わっていますか?
最後までお読みいただき
ありがとうございます。