会計士が『happy money』を解説すると・・・

お金・財務

今回は、
私のメンターの一人である
本田健さんの著書
『happy money』を
会計士の立場から解説してみます。

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動画では、私の独創的な(笑)
絵で解説しています。
動画メッセージはコチラ
https://youtu.be/qEKsdm0oNYY

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本田さんは、
「お金」を
人の間に流れている「エネルギー」
ととらえられています。

この考え方は、
簿記の教科書には出てきません(笑)

でも、私もこの考え方に
同意します。
このようにとらえた方が
数字に隠されているところまで
説明しやすいからです。

そして、
Happy moneyとは、
ポジティブにチャージされた
お金の流れであり、
Unhappy moneyとは、
ネガティブなエネルギーを
持つお金の流れです。

お金の流れは、
入ってくるお金=収入
出ていくお金=支出
の二つがあります。

この流れは、会計でいうと、
資金繰り表に出てきますが、
ここでは単純化して、
損益計算書にしましょう。

あなたの事業の
損益計算書では、
売上(収入)と経費(支出)が
両方でていますね。

一つの池に例えてみましょう。
その池に流れてくる川が売上です。
池から出ていく川が経費です。

池に水がたまったら、
それを湖に流してストックします。
これを表すのが貸借対照表です。

売上が経費より大きい状況では
余りが出ます(これが利益です)
この余りの使い方としては、
それを楽しみ、将来への投資をする
ことがよいでしょう。
いつまでも入ってくるお金が
変わらないといって、
浪費をすることは慎むべきです。

逆に
経費が売上を上回る状況では、
池が干上がるので、
湖から水を戻さないと
いけない状況です。

こんなときは、
内省と成長の期間ととらえ、
人生にお金の流れを引き寄せるために
やるべきことを見極めましょうと
言われています。
自分の才能をうまく使えば、
必ず売上が支出を超えるときが
きます。

売上も経費もほとんどない場合は、
水がちょろちょろしか流れておらず、
エネルギーが少ない状態です。
もしこの状態に飽きたら、
水の量を上げた方が
成長することができます。

湖に話を移すと、
本田さんは、理想の状態は、
「流れのある湖」といわれています。

十分なストックがあると同時に
そこに池から絶え間なく水が
入ってきている状態です。
たとえ十分なストックがあっても
流れがない湖だと、
水の量を減らさないようにします。
そうすると水が腐ることになり
Unhappy moneyになってしまいます。

川の太さ、傾斜、湖の大きさは
すべてあなたが決められます。
自分にとっての理想的な状態を
見極めるには、
あなたの5年後、10年後の
ライフスタイルをイメージするのが
良いといわれています。

ご興味があれば、
ぜひ著書を手に取って
あなたにとってのhappy moneyの
流れをどう作るか考えてみてください。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

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