仕事を分解して「見える化」すること

ツール

先日、個人事業主の方との
セッションで、
自分のノウハウを提供する
コンサルティングサービスの
売上を増やしたいという相談を
受けました。

彼女には、
自分が稼働することによる売上と
同業他社へアドバイスをする
コンサルティング売上の両方があります。
来年に出産を控え、
稼働を減らさざるをえないので、
効率的にできるコンサルティング売上を
増やしたいとのことでした。

既に行っているコンサルティングには
いろいろなサービスが含まれていました。

そこで、
その内容を分解することから始めました。

役員会への出席とアドバイス
役に立つツールの提供
現場教育をサポート
作業の代行などです。

次に、
それぞれが相手にどのような価値を
提供しているのかを考えてみます。
できるならお客様へアンケートするのも
よいでしょう。

そして、
それぞれのサービスについて、
自分がどれくらいの時間を
使っているのかを計算してみます。
この際には、資料を作るなどの
準備の時間も含めます。

こうして、
自分の行っているサービスの内容、
与える価値、時間単価が
「見える化」されます。

この「見える化」により、
他の人ではマネできないサービスを
していることが分かりました。

ご本人もそのサービスが
一番やっていて楽しいとのことでしたが、
時間あたりの単価を
安くしてしまっていることにも
気付きました。

ここまでくるとやるべきことは
簡単ですよね。

そのサービスに絞って
相手に与える価値を明確に
説明した資料を用意し、
提案していくことにしました。
もちろん価格も
適正な料金に設定したうえで。

このように
あなたが行っている仕事には
いろいろなサービスがごちゃまぜに
入っている可能性があります。

これを分解して、
「見える化」するだけでも
いろいろなヒントが出てきます。

あなたもぜひ試してみてください。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

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