先日、カウンセラーの対談を聞いて
経営者や事業家の人間関係について
学ぶところがありました。
・どう部下に向き合うか?
・最強のチームをどう作るか?
・人間関係が上手くいく方法
こういう方法論、
つまり「やり方」は巷に
溢れていますよね。
それだけみんな
対人関係で悩んでいます。
事業を始めて、組織が小さいうちは、
社長とチームのコミュニケーションが
密で、勢いもあるのでうまくいくことが
多いでしょう。
しかし、会社が成長し、組織大きくなり、
経営者自身も経済的に豊かになり、
もっと上を目指そうと頑張ります。
でも、そのあたりから、
チームでやめる人が出てきたり、
人間関係の問題が増えてきます。
そこで、
もっと良い「やり方」はないかと
探しますが、なかなか見つからない
という状況に陥ります。
また、
経営者の人間関係の問題で一番
根深いのは、家族との関係ですね。
経営者というのは、
もともと人生を思い通りに
したいという欲求が強い人です。
組織は思い通りにしてきたけど、
どうにも思い通りにならないもの
があります。
それは家族です。
私にとっても、家族との関係を
どう築くかが一番難しいです。
事業が成長すればするほど
社長の孤独感は高まり、
一番身近な人間関係である
家族関係にもその影が
落ちてきます。
何が問題なのでしょうか?
それは、「やり方」で対処しようと
することに限界がある
ということなんです。
相手は、あなたの話すことだけを
見ているわけではありません。
言動や表情などから、
あなたの本当の気持ちやこころを
感じているでしょう。
・あなた自身がどう生きようと
しているのか
・相手に対してどんな存在でいたい
と思っているのか
・どんな関係を結ぼうとしているのか。
・そこに愛があるのか
といった「あり方」が変わらなければ
「やり方」をいくら変えても
難しいのです。
よく「会社の大きさは社長の器の大きさに
比例する」などと言われますが
このことを言い当てています。
逆に
あなたの「あり方」を成熟させていくと
もっとあなた自身も楽になるし、
それが相手との関係も変えていくこと
になります。
あなたの「あり方」はどんなものですか?
最後までお読みいただき
ありがとうございます。