みなさんは、家族やパートナーシップ
人間関係で、悩みはありますか?
私には、2人の子供がいますが、
どう育てればいいか結構悩みます。
家族にはコーチングはなかなかできないんです。
感情が入りすぎて(笑)
以前のブログで、人間関係マトリックスに
ついて解説しましたが(2019年7月5日号)、
密度の濃い人間関係をつくるためには、
根本にやっぱり愛が必要なのではないか
と思うのです。
うまくいかないと
「そもそも自分には愛情が
欠けているのではないか?」
「この愛情って条件付きなのでは?」
とか思い、嫌な気分になります。
ふと手にとった
「愛するということ」
エーリッヒ・フロム著
では、なんと「愛は技術」だと
言っています。
そしてその技術を学べば人を
愛することができるのだと説きます。
技術を学ぶのに必要なことの例として
□規律を持つ
□集中-自分に対して敏感になる
□忍耐
□最高の関心を持つ
□客観性―ナルシシズムの対局
□自分自身を信じること
□他人の可能性を信じること
□信念を持つこと
□勇気を持つこと
□能動的であること
などがあります。
この技術というのは
ノウハウを超えたもので
人間として成長するために必要な根本を
指しているのだと思います。
よく見るとなんだかビジネスの話にも
共通しますよね。
最後に気に入ったところの引用を。
「つまり、人は意識のうえでは愛されないことを
恐れているが、ほんとうは、無意識のなかで、
愛することを恐れているのである。
愛するということは、なんの保証もないのに
行動を起こすことであり、
こちらが愛せばきっと相手の心にも
愛が生まれるだろうという希望に、
全面的に自分をゆだねることである。
愛とは、信念の行為であり、
わずかな信念しかもっていない人は、
わずかしか愛することができない。」
私の筆力では、
この世界的ベストセラーの良さを
うまく表現できないのですが、
ご興味のある方はぜひ手にとってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。