人をどこかに連れて行きたいなら、相手が今いる場所まで迎えに行かなければならない

人間関係・チーム

今回は長いタイトルです。
なんのこっちゃ?ですね。

今、コミュニケーション言語に
ついて学んでいるのですが、
その先生の言葉です。

あなたが説得や交渉したいと
思っている相手がいるとします。

バスに乗るシーンを
例にしましょう。
一緒にある目的地に
行きたい相手がいて、
あなたはそのバス停にいます。

相手は、別の目的地へ行く
バス停にいます。

あなたは、どうしますか?

多分、ほとんどの人が
「相手を自分のバス停に
来るようにする」というでしょう。
その手段として
説得、交渉、命令などをして。

私もそう思いました。

しかし、それでは、
相手を無理矢理来させることに
なりかねないので、
うまくいかない可能性も
ありますよね。

それではどうしたら
いいでしょうか?

はい。
連れてくる前段階として
相手が今いるバス停まで
あなたが迎えにいく
ということです。

あなたが、
そこに行くことによって、

相手はどこへ行くバスに
乗ろうと思っていたのか?

なぜそこに行こうと
しているのか?

どんなところに
行くのが好きなのか?

などを知ることができます。

これは実際の生活では、
相手の価値観や思考パターン、
判断基準、ルールなどを
知るということですよね。

簡単に言ってしまえば、
「相手の立場に立つ」と
いうことなのですが、
私はこの話が
とても記憶に残りました。

相手のバス停も知らずに、
自分の乗るバスが
良いことをひたすら説明して、
バス停に来させようと
していることが多いなと
反省したからです。

説得や交渉も
相手の性格や状況に合わせた
アプローチ
(見せ方、言葉の使い方など)
をすれば成功する可能性は
高まります。

「相手のバス停まで
行くなんて面倒くさい」
なんて思っていませんか?

面倒くさくて、
多くの人がやらないからこそ、
そこで大きな差が
出るのだと思います。

ぜひ迎えに行ってみてください。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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