「怖いけど絞る」って
何のこと?ですよね。
個人で起業したり、
副業をする場合には
自分が相手にする
顧客の範囲を
なるべく絞るという
ことが大事なのだと
思います。
いわゆる
「ニッチ」戦略
とも言われます。
これって実は
結構怖いことです。
そんなに絞ったら
お客さんがいなくなるのでは
という不安もでますよね。
実際は逆だと思います。
絞れば絞るほど
その分野で独自性を
確立すれば目立ちます。
そうなると
価格競争にも
巻き込まれません。
では、
ニッチな市場を
どうやって探せば
いいのでしょうか。
探すにはあたっては
まず、
自分が顧客にしたい
代表的な人物像
(「ペルソナ」とも
言われます)
を設定するのが
よいでしょう。
その人は、
・性別
・年齢
・家族構成
・収入
・趣味
・好み
・使うメディア
・読む本、雑誌
など細かく設定
していきます。
その人がお金を払ってでも
解決したい悩みは何でしょうか?
そして、あなたはその悩みを
どのように解決してあげられる
でしょうか?
あなたが、
助けることに
情熱を傾けられれて、
かつ、得意なことで
解決できれば
仕事になる可能性があります。
ペルソナは、昔の自分だと
いう場合もあります。
自分が悩んでいたのが、
解決した方法を、他の人に
役立てるために、
起業する人も多いですよね。
その悩みが
より特異性が高いと
ニッチな市場に近づきます。
設定したら、
実際にリサーチ(調査)
してみましょう。
ペルソナに近い人に
悩みを聞いてみたり、
欲しいサービスなどを
聞いてみると
ニーズがわかってきます。
ペルソナを絞って、
その人を特別に喜ばせるような
サービスを生み出せたとき、
あなたの事業はその場所では
独占状態になります。
小さい市場ではあっても、
独占することができれば、
その利益率は間違いなく
高いものになります。
ドラッカーも
「ニッチ戦略は限定された領域で
実質的な独占を目指す」
と述べています。
個人事業や副業を
やりたい方は、
ペルソナを絞り、
あなた独自のニッチ市場を
目指してみてください。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。