マジョルカ久保選手の凄さ

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サッカーは詳しくないのですが
海外で活躍する選手は
応援したくなります。

先日、スペイン1部リーグの
マジョルカでプレーする
久保建英選手がベティス戦で
1ゴール1アシストの活躍をしました。

彼は、世界のトップチームである
レアル・マドリードから
期限付きで移籍しており、
まだ18歳です。

もちろん才能があるのでしょうが、
どうしてそんなに若くから活躍
できるのだろうかと思っていたところ、
彼のユース時代の評価に関する記事を
読んでなるほどと思いました。

彼は、15歳の中学生のときに
史上最年少でU-19日本代表に
選出されて以来、
飛び級で大人と戦っています。

サッカーでは、
本人がやりたいプレー、
特長だと思っている部分が、
実は大した特長ではなく、逆に本人が
武器だと思っていないところが
将来的に武器になると思われている、
というのがよくある話だそうです。

しかし、U-20日本代表の内山監督は、
当時16歳の久保選手について、
「自分のできること、できないことが
整理されていて、本当に自分のことを
よく分かっている選手。
だから無理なプレーがないし、
自然にやれる」
と評価しています。

自分の出せるプレー、
出せないプレーを理解しているので、
判断を間違えない。
だから効果的なプレーができる
ということです。

体の大きさが違うのだから、
フィジカル(コンタクト)で
まともにぶつかったら不利なので、
どんどんボールを離してコンタクトの
機会を最小限にしながら、
チャンスを見てドリブルで出し抜く
ということもしていたようです。

もちろん彼には、
シュート精度の絶対的な高さ、
ゴール前での沈着さといった天性の才能が
あるのでしょうが、
その前提として
「自分と敵を正確に観る」というベースが
あるのでしょう。

『孫子』に
「彼を知り、己を知れば、
百戦あやうからず」
という言葉がありますね。
敵のことと自分のことを
正確に知ることができれば、
百戦しても負けないという意味です。

ともすると、敵の研究に
一生懸命になってしまいがちですが、
自分自身のことをよく整理し、
観ることがとても大事なのですね。

あなたは自分のプレーを
客観的に観ることができていますか?

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

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