あなたのサービスのスウィートスポットは?

マーケティング

先日、海外から輸入する飲料の
販売代理店をしたいという方から
相談を受けました。

「なぜ、それをしたいのか?」
をうかがうと
知り合いが地域での独占販売権を得て、
誘われたからという答えでした。

商品の性質を聞くと
値段が高い割には、
その効用がいまいちわからない。
つまり、差別化が難しい商品です。

これを個人が売っていくのは
至難の業です。
このような商品は、
宣伝やイメージで打ち出して、
商流を抑えて大量に流すような戦略を
とるべきだろうと思います。
ランチェスター戦略でいうと、
「強者の戦略」です。

資本力がない、個人事業レベルでは、
どんな商品やサービスを扱えばいいか?

当たり前ですが、
「差別化ができるもの」が良いです。
では、これを掘り下げてみると何なのか?

あなたにとって
「差別化ができるもの」とは、

1.あなたに才能があり、
得意な分野であること

2.あなたの情熱があること

3.顧客のニーズがあること

これら3つの円が
まじりあう「スイートスポット」を
目指すのが良いと思います。

1は、今まであなたがやってきたこと
の中にあります。
自分では当たり前にできることでも、
他人からみれば「すごい」と思えることが
必ずあります。

でもこれだけだと、
面白くなくなることがあります。
ですので「情熱があること」も大事です。
情熱というと大げさに聞こえる
かもしれません。
「好きなこと」「心地よいこと」
でもいいです。

今している仕事全体でみると
そんなことはないと思っても、
その中で充実感やフローに入った経験を
振り返ると、「好き」が隠れてるはずです。
これはロケット燃料のようなもので、
これがないと長く続けることができません。

あとは、あなたのお客さまのニーズや
ウォンツに応えているか。
極論をいってしまえば、
人間って自分のことしか興味ないのです。
他人の役にたってこそビジネスになります。

当たり前のことを書きましたが、
意外と気付いたら
「スウィートスポット」から
外れていたなんてこともあります。

あなたの製品・サービスの
「スウィートスポット」はどこですか?

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

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