暗示のちから

マインド

私は、
潜在意識について興味があり、
過去のメルマガでも
取り上げてきました。

この研究者である
ジョセフ・マーフィ博士
のことをご存じの方も
いらっしゃるでしょう。

彼の著書の中で、
「暗示のちから」について
書かれていたので紹介します。

臆病そうな船客に近づいていって、
「あなたは顔色が大変悪いですよ。
真っ青です。きっと船酔いなさる
ところなんでしょう。
あなたの船室に連れて
行ってあげましょう。」
と言ったとします。

するとその船客は
青くなります。
あなたが与えた
船酔いという暗示は、
その人自身の恐れや予感と
結びつきます。

その人はあなたの助けを
受け入れて船室へ
降りていきます。
そしてあなたの与えた
悪い暗示は、受け入れられて
現実のものとなりました。

では、次に、
船の船員のところにいって、
同じようにいったとしましょう。
その船員は、
あなたの冗談を笑うか、
腹を立てるかでしょう。

あなたの暗示は、
この場合、全然効きません。

なぜなら、その船員は、
自分には免疫になっているという
確信をもっているからです。

あなたの暗示は恐怖や心配を
呼び起こさずに自信を
呼び起こしました。

ここで大事なのは、
暗示は、意識する心の意思に
反しては、何かを潜在的に
押し付けることはできない
ということです。

別の言葉で言えば、
あなたの意識する心は
与えられた暗示を拒絶する力を
持っているということです。

今は、災難、恐怖、不安を
呼び起こすような
多くの情報や報道が溢れています。

これらを無防備に
受け入れてしまうと、
船客のようになってしまう
可能性があります。

自ら必要な情報を集め、
自らの意思で判断するようにすれば、
悪い暗示にはかかりません。

また、良い暗示を
自己にいれることで
自分の潜在意識を
変えることもできます。

暗示の悪い面と良い面を
知っていただければと思います。

ご興味のある方は
読んでみてください。

『眠りながら成功する
―自己暗示と潜在意識の活用』
ジョセフ・マーフィー著
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最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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