情報パンデミック

ツール

新型コロナの情報が
猛烈な勢いで伝わってくるため
どの情報が正しいのか
選別に疲れている方も
多いと思います。

日本経済新聞に
「情報パンデミック、コロナで深刻に
拡散力SARSの71倍」
という記事が出ていました。

ここでは、
直接の感染被害だけでなく、
デマ拡散による差別や買い占め、
人工知能の誤作動が生む
株価の乱高下などで、
データが2次被害を
増幅させるという状況を
「情報パンデミック」
と名付けています。

SARSがはやった2003年の
情報伝達力を約2万とすると、
今の情報伝達力は、
約150万だそうです。

情報伝達力は、
1度に情報を送れる人数や
受け取る情報量を考慮して
出した指数のようです。

確かに、
2003年はスマホもなかったので
情報の授受が71倍となっても
おかしくありません。

2月にトイレットペーパーの
買い占めがおきた際の
データの分析をした結果、
騒ぎを引き起したのは、
デマのツイート自体ではなく、
「落ち着いて」などといった
善意の“デマ退治”投稿が
広がったためと言います。

このような
デマ否定のリツイートは、
累計で32万件に及んだそうです。

SNSはいつのまにか
われわれの生活に欠かせない
インフラになりました。
子供でも普通に使っています。

しかし、
そこには意図的なノイズを
混じりこませることが
個人でも組織でも容易です。

便利だからこそ、
用心して使わないと
ならないと改めて思いました。
また発信する際も、自覚をもって
発信しなければと思います。

私が取り上げた記事にだって
データの算出にバイアスが
かかっているかもしれません(笑)

できる限り多方面から
情報をとる一方で、
最後にどう判断するかは、
われわれの直観を働かせることも
必要なのかもしれませんね。

この大変な時期を一緒に
乗り切っていきましょう。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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