投資は回収するもの

お金・財務

事業の資金繰りが悪くなる場合の
典型的な例として、
「投資」をしたものの、
その回収ができていない
というケースがあります。

「投資」といっているのは、
事業の投資ですので、
製造業であれば工場や機械ですし、
店舗でしたら店舗にかかる費用、
自宅で事業をやるにしても机や椅子、
パソコンぐらいは必要ですよね。
長期的に見れば教育などによる
人への投資も必要でしょう。

ここで大事なのは
身の丈にあった投資をする
ということだと思います。

特に起業の初期段階は、
投資はなるべく抑えるべきだと思います。
あればよいものは、中古でもよいのです。
様々なシェアリングサービスがあるので、
それらを利用するのもよいでしょう。
なるべく所有しないということは、
売上に応じて、コストを変動させる余地が
あるということでもあります。

また、何に投資をするかも大事です。
よく「自社ビルを建てると会社が傾く」と
いわれることがあるのですが、
これは儲かって贅沢な社屋を建てると、
そのコスト負担が大きく、
しかもいくら豪華な自社ビルを建てても
売上の伸びへの影響は微々たるもの
だからです。

つまり、
投資を回収できないパターンにはまるので、
業績が悪くなるということなのです。

では、
投資をしなければよいのかというと
そうではありません。
事業は、お金を循環させて回収するという
サイクルの中で、
生まれる余りを蓄積していくことです。

ですので、
うまく投資をしていくことが
大切なのですね。

さて、
事業と同じように考えると、
あなた自身への投資はどうでしょうか?

まず、投資をしているでしょうか?
投資の対象や規模はどうでしょうか?
それを回収しているでしょうか?

私は、セミナーや研修、コーチなど
自分への投資額をエクセルに
集計しているのですが、
久しぶりに見たら、目ん玉飛び出ました。
今度、回収率の計算をしてみたいと
思います(笑)

回収はお金だけでなく、
様々な形をとるかもしれません。
自分だけのためでも良いのですが、
せっかくの価値を自分だけのものに
していてはもったいないですよね。

インプットした価値を、
アウトプットして形にする。
それが今の事業や
これから起業する事業の価値を
高めるはずです。

自己投資の集計表を見て、
私も、もっと意識して価値を形に
しようと思いました。

あなたはいかがでしょうか?

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

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