なぜ帳簿をつけるのが大事なの?

お金・財務

小規模な事業主の方は、
「帳簿を付けるのが苦手」とか
「お金の管理はあと回し」と
いう方が多いです。

今回は、
1.なぜ会計が大切か?
2.簡単に帳簿をつける方法
についてお伝えします。

今回は、初挑戦で
動画も撮ってみました。
よろしくお願いします!!

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動画メッセージはコチラ
https://youtu.be/Z30eofhakJI
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ビジネスをするうえで、
会計というのはとても大事です。
その理由は、
1.現状を教えてくれるから

2.どのくらいの利益を
出しているのかわかるから

3.どのくらいお金が
残っているのかわかるから

1は、
数字は、嘘をつきません。
それは現状を示す便利なものです。

それなのに、1年間終わって、
やっと数字が出るようでは、
その情報を活かしていないため、
もったいないです。

月々の結果を出すことで、
現状が分かり、
次のアクションに
生かすことができます。

月々の結果を示すものを
「月次試算表」といいます。
進んだ会社は、毎日決算している
ところもあります(日次決算)

2は、
月々に、どのくらいの売上で
経費がかかっているかを計算し、
利益が分かります。

損益計算書を見ると、
「売上―経費=利益」となります。

ビジネス上は、
売上を上げることが一番重要ですが、
月々の経費がどのくらい
かかっているのかを
知ることも大切です。

経費には2種類あります。
① 変動費:
売上が上がれば、増えるもの

② 固定費
売上に関わらず、
毎月変わらないもの

固定費は、売上が下がっても
減らないので、
これが大きいとキツイです。
例えば、家賃やシステム使用料、
携帯電話などです。

売上を上げて、
無駄な経費をなくすと、
利益が残ります。

3は、
ビジネスでのお金は人間の血液
と同じぐらい重要です。
止まると死んでしまいます。
いくら入ってきて、いくら出ていくか
いくら残っているかを把握することは
大事です。
いわゆる「資金繰り」というものです。

ほとんど現金商売だったり、
入金や支払いのタイミングが
1か月ぐらいしか変わらない場合は
損益を把握しておけば問題はないですが、

在庫を持つ商売や、
掛け売り、前払いがある商売では、
損益と資金繰りが違うので、
資金繰り表を作ったほうがよいでしょう。

ということで、
帳簿をきちんとつけて、
月々の数字(試算表)見ましょう。
という話をしてきましたが、

「そんな時間はない!!」
とおっしゃる方も
多いですよね。

そこでお勧めなのが、
クラウドを利用した会計ソフトです。
例えば、freeeやMFクラウド会計です。

なぜお勧めなのかというと、
預金やカードで決済したものは、
自動的にデータを取り込み
仕訳にしてくれるからです。

つまり、カード払いの経費は
領収書を見て仕訳を入れる
必要がありません。

現金の経費でも、
スマホで読み取ったり、
有料でオペレータが入力してくれる
サービスもあります。

このようなソフトを使って、
毎月ざっくりでも処理をしておけば、
数字も把握できるし、
申告時期に慌てる必要がありません。
ぜひ検討してみてください。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

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