お金を「限りあるもの」と思っていませんか

お金・財務

私のコーチセッションでは、
幼少期の出来事を
必ず聞くようにしています。
幼少期の出来事には、
あなたの価値観や考え方を
創り出している原因があるからです。

お金に対する考え方も
そのうちの一つです。
幼少期のときに両親が
「うちはお金がない」というのが
口癖だった方もいると思います
(実はお金がなかったわけでない
場合も多いのですが)

そうすると、
お金は「限りがある」もので、
得るのがとても難しいものだという
マインドブロックが作られます。
その考えは、
通常は大人になってもそのままです。
お金について教えてくれる機会が
ほとんどないことも原因かもしれません。

「お金に限りがある」という考え方を
前提にするとこういう考えが出てきます。

・お金を稼ぐことはとても大変なことだ

・なので、何かを犠牲にしなくてはいけない。

・限りがあるから、誰かが多くもらったら、
自分の分が少なくなる

・競争に買って、取り分を多くもらおう

・なくなったら大変なので、
なるべく使わないようにしよう

では、「お金に限りがある」というのは
本当でしょうか?
政策上は、お金の供給量は、
政府によってコントロールされているので
限りがあるといえばそうかもしれません。

しかし、お金は「価値」を
表しているものに過ぎません。
見まわせば、
世の中は価値に溢れています。
お金で表現できない価値もありますが、
人間が評価するものはすべて
貨幣単位で価値を付けることができます。

この価値を
お金にうまく変えることができる人が、
お金を持っているのにすぎません。

誰かが多く持っているから、
自分の分が少なくなることはありません。
あなたは、他の人とは、
別の方法で価値をお金に換えれば
いいだけです。

価値をお金にうまく変えられるかは、
下記の3つに左右されるでしょう。

1.あなたの才能・製品やサービスの
希少性・独自性

2.あなたの顧客が
それをどう評価するのか?

3.顧客に価値を届ける仕組み

これらをデザインして、
価値(お金)の流れが
自分にところにくるように
すればいいのです。

お金を「限りあるもの」だと
考えてしまう弊害は、
あなたが想像するよりも
大きいものです。

あなたはいかがでしょうか。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

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