どう言うかよりも、何を言うか?

マーケティング

今年もあと1日となりましたが、
いかがお過ごしですか。

先日、新しいクライアントさんと
打ち合わせをしました。
いろいろなサービスをされていて
ホームページも綺麗に
作られています。

いろいろなサービスを
紹介するのはいいのですが、
今後、強く売り出すためには、
読む人の心を動かして、
行動してもらうための文章を
書く必要があります。
そのような文章を書く技術を
「コピーライティング」と言います。

コピーライティングというと、
すごく難しいように思いますが、
技術的には概ねパターン化
されています。

でも、書こうとする前に
考えなければいけない
重要なことがあります。

それは・・・

「どう言うかより、何を言うか」
ということです。

それぞれの意味は、
「どう言うか」=コピーライティング
「何を言うか」=マーケティング戦略
です。

つまり、
マーケティング戦略を考えずに
コピーライティングを
いかにうまく書いても
売れないということです。

では、マーケティング戦略とは何か?

それは、
「ターゲット×ベネフィット」を
どこに設定するかということです。

新型iPhoneを例にしましょう。
既にiPhoneを持っているユーザーを
ターゲットにした場合は、
訴求すべきベネフィットは、
従来にはない新しい機能になるでしょう。

では、アンドロイドユーザーを
ターゲットにした場合どうなるでしょうか?

同じことを訴求してもピンときません。
なぜならiPhoneの機能のことは
知らないからです。
ですので、訴求するのは、
アンドロイドと比べてiPhoneが
優れている点になりますよね。

また、ガラケーユーザーの場合は
どうなるか?
彼らにアンドロイドとiPhoneの比較を
言ったことでわかりません。
スマホ自体を持ったことがないから。
この場合は、スマホの優位性を
訴求しなければいけない。

このようにターゲットが異なれば、
ベネフィットが大きく変わるため、
どこを狙うかが重要になるのです。

「何を言うか」については、
あれもこれも言いたくなりますよね。
でも、それではインパクトが
薄れてしまいます。
他にはない独自の売り(USP)に
絞り込むことが、
刺さるコピーの原点になります。

これは、あなたの肩書やキャッチコピーを
作る場合にも言えることです。
ぜひ意識してみてください。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

タイトルとURLをコピーしました