最近とても嬉しいことがありました。
起業ビジネスコンテストで知り合い、
応援していた学生さんが
クラウドファンディングで
見事目標額を達成したからです。
彼女とは、正味15分程度しか
話していないのですが、
ビジョンや人柄に共感しました。
目標達成後に彼女から
お礼のメッセージが来ました。
私と会って応援をもらったことが
彼女の力になったことを
ビジネスコンテストの他の仲間の
前で語ってくれたとのことでした。
大したアドバイスを
したわけではないのですが、
彼女の心に響くことを
何かしら言っていたのかもしれません。
私には、彼女をそんな形でも
インスパイヤできたことが
何より嬉しかったのです。
私は、子供のころから
人づきあいが得意でなく、
周りからどう思われるかを
気にしてばかりいました。
この性格だったら、
あまり人と向き合わないで済む
専門職が良いと思い
会計士の道を目指しました。
そして、
アメリカの大手商社の監査現場の
責任者になったり、日経の1面に
乗るような大型M&A案件に関わったり、
〇億の借金をカットして
会社を復活させたりしたのですが、
何か満たされないものがありました。
私に例えばFXの取引の才能があり、
何億も稼ぐことができたとしても、
おそらく満たされない気がします。
自分の天職って何だ?
と試行錯誤するうちに
人を苦手だと思っていたのは
実は思い込みで、
本当は人に関わりたいのではないか
と気付きました。
それももう40歳を過ぎたころです
だって、自分のことを
「監査法人の重役の花田さん」とか、
「FXで○億稼いだ花田さん」って
呼ばれるより
「〇人が幸せになるように
インスパイヤした花田さん」って
呼ばれたほうが嬉しいからです。
そして、
コーチという仕事に出会い、
人の人生に関わるようになりました。
人生は、会計のように
1+1=2になりません。
その分、難易度が高いし、責任も重い。
でも「私に出会って本当に良かった」
と言っていただくことが、
億越えの収入を得るよりも
私にとって価値があるのです。
コーチとしての自分の強みを見ていくと
私は、バランス感覚や直感が強く、
プロセスを組み立てる創造性が高いことも
自覚してきました。
もちろん、
スキルだけでなく、
自分の在り方を磨くことも必要です。
今年、私と関わりを持った方から
いただいた言葉を大切にして、
来年は、もっと高められるように
努力していきたいと決意しました。
「あなたを嬉しくするもの」の中に
あなたの本当の力や天職が隠されている
のではないでしょうか。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。