レバレッジをかけること

ツール

「レバレッジをかける」
という言葉を知っていますか?

レバレッジの語源は「てこ(レバー)」です。
てこを使うと、少しのチカラで、
大きなものを動かすことができますよね。

例えば外国為替の取引で、
少ない証拠金でその何倍もの金額を
取引できるのはその例です。

また、不動産投資などは、
2~3割程度の自己資金を入れて、
残りは銀行から借り入れをして、
物件を買います。

そして、その収益から借り入れの
返済をしていきます。
自己資金では買えなかった
規模の大きい物件も
借入を併せれば買うことができます。

これらは「カネ」のレバレッジですが、
他のいたるところに使えるのでは
ないかと思います。

例えば、
「ヒト」のレバレッジは
どうでしょうか?

チームを作ることは
レバレッジですね。

いくら優秀な人でも、
一人の時間・能力は限られています。
自分の強みを生かすのに、
他人のチカラを借りて
レバレッジをかけた方が、
現実に与えるインパクトは何倍にも
なります。

個人事業主が
従業員というチームを作って
会社を運営していく過程は
レバレッジの観点から
自然な流れです。

また、
コンサルタントや先生が
よく○○協会という認定制度を作って
講師を養成するものがありますよね。

これもノウハウをマニュアル化して
講師を増やすことによって
レバレッジをかけているわけです。

コンテンツを作って販売するのも
レバレッジですね。

個人でもSNSでの情報発信が
簡単にできるようになったので、
昔は少人数にしか、
伝えられなかったものが
今や一度に多数に伝えられるのも
広意味でレバレッジだと思います。

人脈づくりでいうと、
広い人脈とつながっている人と
つながることは、
その先の人とつながる可能性が
高くなります。

レバレッジをかけることは、
決して楽をするということではなく
同じ資源をつかうなら最大の効果を
狙おうよということです。

使いこなすには、
地道な研究や努力はもちろんのこと
そのような視点で考えることが
大事なのかなと思います。

あなたの事業について
どこかにレバレッジをかけられるところは
ありますか?

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

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