アイデアの6つのチェックポイント

ツール

今回は、アイデアを
上手く創ったり、表現するための
チェックポイントについて
お話したいと思います。

思いついた
アイデアやプレゼンを、
いくら本人が良いと思っても
世の中に受け入れられるとは
限りませんよね。

では、
うまく広まるアイデアやプレゼンって
どんな要素があるのでしょうか。

チップ・ハース、ダン・ハースは
「アイデアのちから」日経BP社で
6つのチェックポイントを
(頭文字でSUCCESと覚えてください)
紹介しています。

1.Simple:単純明快か?
⇒相手が理解できる

2.Unexpected:意外性があるか?
⇒相手が関心を払う

3.Concrete:具体的か?
⇒相手が記憶する

4.Credentialed:信頼性があるか?
⇒相手が同意する、あるいは信じる

5.Emotional:感情に訴えるか?
⇒相手が心にかける

6.Story:物語性があるか?
⇒相手がそのアイデアに基づいて
行動できるようになる

例えば、
ソニーがまだ中小企業だった1950年代に、
不可能と思われていたトランジスタラジオを
開発しようとしていました。
井深さんは、
「トランジスタラジオの研究でベルに勝とう」
とは言いませんでした。
彼が提案したのは、ただ
「ポケットに入るラジオを作ろう」でした。

技術者は、トランジスタラジオを作るだけでも
大変なのに、「ポケットに入る」とは、
なんて非常識なアイデアかと思ったでしょう。
この提案は、チェックポイント1~3を
見事にクリアしています。
この合言葉で技術者をモチベートし、
製品を世に出すことができました。

これは何も製品開発の場に
限った話ではありません。
あなたが、自分の商品やサービスを考えたり、
誰かにプレゼンするときにも使えます。

スティーブ・ジョブズの
プレゼンが人を惹きつけるのは、
この6つの要素を盛り込んでいるからです。

ぜひ、みなさんも
このチェックリストを
使ってみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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