なぜスタバでは「いらっしゃいませ」と言わないのか?

お金・財務

NewsPicksは、
国内外の経済ニュースを扱う
ソーシャル経済メディアですが、
切り口が面白かったり、
独自の取材をしているので
よく読んでいます。

最近、スターバックスの
元CEOのハワード・シュルツへの
インタビューが載っていて
興味深く読みました。

彼は、創業時から
日記をつけており、
当時のビジネスプランには、
「利益と良心の難しいバランスを取る」
と書かれていたそうです。

“良心、社会的インパクト、
そして慈しみはみな、
人間を中心に据えた要因です。
そして成功は、人とシェアしてこそ
素晴らしいものになる“と。

その根底には、ハワードが7歳の頃に
怪我から失業し、尊厳を保てなくなった
父の姿があるといいます。

このような理念で同社は、
従業員(パートナー)との関係や
顧客との関係でイノベーションを
起こしています。

従業員との関係では、
ストックオプションを通じた持分の供与と
医療保険を提供すること。
従業員の大学の学費まで
支給しているそうです。

もちろんここまでするには、
高い利益を出していることが前提なのですが、
すごいことです。

顧客との関係では、
スターバックスが、コミュニティ感覚や
人と人とのつながりを感じられる場所を
提供するという理念のもとに細かい工夫を
積み重ねてきています。

金儲けと良心の
絶妙なバランスこそ、
世界76か国、売上2.5兆円の
巨大帝国になった理由なのでしょう。

そういえば、普通の店舗では、
「いらっしゃいませ」と言われますが、
スタバでは、そう言われませんよね。

「こんにちは」と言われます。

それは、客と店員の関係ではなく、
あたかも顔見知りの人であるかのような
気持ちで迎えるために使われているとのこと。

私も、
利益と良心のバランスのとれた事業が
もっと増えていくように
サポートできたらと思っています。

あなたの事業のバランスはどうでしょうか?

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

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