「組織」「チーム」「個人」のWhy

起業

前回では、
「Whyから始めよ!」の
お話をしました。

考え方としては
大変共感できるものですが
いざ、実際に組織で実行する
場合にはどうすれば
よいのでしょうか。

サイモン・シネックが
続編として書いた
『あなたとチームを強くする
シンプルな方法』
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を基に考えてみましょう。

組織を木のようなものと
考えてみましょう。
根っこと幹は
その始まりと核を表します。
経営者・組織全体の
Whyを体現しています。

木には枝があり、
それは組織の部門を表します。
ここで持つ「Why」が
「チームのWhy」です。
(著者は「ブランチWhy」と
名付けています。)

枝には、個人としての鳥がいて、
家族と一緒に過ごす巣もあります。
個人もそれぞれの
「Why」を持っています。

組織全体のWhyは、
チームのWhyに反映されて
いないといけないですし、
チームのWhyは個人のWhyと
重なるところが必要だと思います。

つまり、組織全体のWhyを
チームのWhyに細分化・具体化する
作業が必要になるのだと思います。
チームは、そのWhyを実現するために、
ふさわしい鳥を呼び寄せられれば
ベストですよね。

著者は、組織のWhyを
チームのディスカッションから、
積み上げ方式で見つけるような
ワークショップを紹介しています。

私個人的には、中小企業は、
トップで組織のWhyを作り、
チームのWhyに落とし込んでいく
ほうがうまくいくと考えます。
もちろん組織の状況によりますが。

組織のWhyは、
抽象的なものが多いため、
そのままでは、個人のWhyとの
つながりを見つけるのが難しいのです。
そこで、チームのWhy⇒How⇒Whatを
作ることで、個人のWhyとの接点を
見つけやすくなります。

チームのWhyを作るにあたっては、
組織のWhyに関する理解や
ストーリを共有するための
話合いを持つのが有効だと
思います。

ファシリテーターを置いた
話し合いの中で、
チームが相手(社内や社外)に与えた
具体的な「貢献」や「影響」を
思い起こすことで、
明らかになっていくと思います。

組織に関わっている方は
3つのWhyをどのように
すり合わせていくか
考えてみてください。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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