チームの人数は何人がいいか?

人間関係・チーム

最近、
業務を拡大しようとして
頑張っている事業主と
話しをしました。

その方の悩みは
部下が8人ほどいるが、
自分が面倒をみきれず、
限界を感じている
ということでした。

今よりもさらに業務を
拡大するために
部下の人数を増やしては
その方がパンクをして
しまいそうです。

この点、
『ティッピング・ポイント』
マルコム・グラッドウェル著
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には、コミュニティーの規模は
コミュニケーションに影響を
与えると書いています。

科学的な研究結果によれば、
コミュニケーションが
最も効率的に行われるのは、
6、7人以下の小さなグループの
場合だそうです。

ですので、この方の感覚は
研究結果と合っています。

ではどうすれば
良いでしょうか?

はい。
チーム(階層)を作る
必要があります。

この点、マーケティングの世界で
屈指の実績を誇る起業家である
マイケル・マスターソンは、
『会社によっては成長段階を
決めるのは収益ではなく、
従業員数かもしれない』
といっています。

そして、組織の作り方は
成長のステージに合わせて

ステージ1:
自分プラス幹部従業員7人

幹部従業員7人に対して
各業務を割り当てる。
場合によっては、
顧客を割り当てることも
あるかもしれません。

ステージ2:
第1層の7人から第2層の49人

業務又は顧客を担当する幹部が
手一杯になると、その下に、
部下7人を配置します。
幹部は、部下の管理が
仕事になります。

ステージ3:
第2層の49人から第3層の343人

さらに手が足りなくなると
第2層の下に部下の7人を
配置します。

活動規模を拡大しようと
すれば、このように階層を
つくって、権限と責任を
渡していくことが必要に
なります。

ステージ2やステージ3では、
第2層や3層の人は、経営者と
直接コミュニケーションを
とることがないため、
経営者の意思を伝える工夫が
必要になるのです。

また幹部社員を採用したり
育てることが重要になることが
分かりますよね。

事業を成長させたいと
思う方はこの考え方を
知っておいていただきたいと
思います。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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