職人と起業家の違い

マインド

コーチをさせていただいている
起業10年目の方に、
お勧めした本
『成功する人たちの起業術
はじめの一歩を踏み出そう』
(マイケル・E・バーガー著)
が腑に落ちたと言われました。

久しぶりに読み返してみると
良い本だと思いました。
(ブログ2019年9月22日号『起業のおススメ本
にも書いています。)

スモールビジネスが
成長していくとき
つまり、職人から
起業家となる過程の
「壁」を
良く描いているからです。

幼年期
>職人の時代

青年期
>人手が足りない時代

成熟期
>事業が回っている時代

大半のスモールビジネスは、
青年期までにとどまっており、
その混乱で、事業を縮小するか
たたむことが多いと言われます。

もちろん、
どの段階を選ぶかは好き好きですが、
事業をより成長させたいと思う方は、
ある「視点の違い」を
理解する必要があります。

それは・・・

「起業家」の視点と
「職人」の視点との違いです。

・考え方
起業家は、事業が成功するには
どうするべきかを考える。
VS
職人は、何の仕事をするべきかを
考える。

・会社とは?
起業家にとっては、
顧客に価値を提供する場所。
VS
職人にとっては、
自己満足のために好きな仕事を
する場所。

・将来に対する考え方
起業家は最初に将来像を決めて、
それに近づくために現状を変える。
VS
職人は、不確実な将来に不安を
抱きながらも現状維持を望む。

・事業の構成
起業家は、まず事業の全体像を
考えてから、構成する部品を考える。
VS
職人は、部品から考えて、最後に
全体像を作る。

・視点
起業家は、全体を見渡すような
視点を持つ。
VS
職人の視点は、細部にこだわりがち。

私は、従業員をたくさん雇って
大きな組織で事業をすることだけが、
正解だとは思っていません。

人、モノ、情報のレバレッジがきく
今の時代では、重要なのは
サイズよりも、起業家の視点を
持って事業をできるかどうか
なのではないかと思います。

ぜひあなたの視点を
チェックしてみてください。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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