楽観と悲観のあいだ

マインド

我々を取り巻く情勢は
毎日めまぐるしく変わっています。
政治、経済、災害や感染症など。

いろいろな問題が
山積していますし、
先行きに悲観してしまうのも
無理はありません。

このような状況に
私たちはどう向き合ったら
よいでしょうか。

今回は、
渋沢栄一氏の言葉を
紹介したいと思います。

彼は、
明治時代の実業家で
日本資本主義の父とも
言われています。

(彼の有名な著書
「論語と算盤」については、
過去のブログで
紹介しています)
https://apcreation.jp/blog/2019/11/12/%e8%ab%96%e8%aa%9e%e3%81%a8%e7%ae%97%e7%9b%a4/

彼が生きた明治時代も
激動の時代でした。

その中で数百の事業を
どようなマインドで
成功させたのでしょうか?

彼は、
「悲観、楽観どちらにも
偏るべきではない」といいます。
「達観」すべきであると。

達観するには、「中庸」の道を
いけばよいといいます。

中庸(ちゅうよう)
というのはもともと儒教の言葉で、
かたよることのない「中」の道をとる
という意味です。

中庸を得ると、すべてが面白いほどに
スムーズにいく道が見えるそうです。
一方に偏らず、極端に走らず、
その中間をとってうまく進むことを
心の習慣にしているといいます。

そうはいっても彼も言っているように
中庸を得ることは簡単ではありません。

なぜなら、極端なもののあいだには
けっこう距離があり、
その間のどこをとればいいのかが
難しいからでないでしょうか。

私は、
あなたが一番「自分らしい」ところを
とればいいのだと思います。

「自分らしくあること」が、
あなたの役割(天命ともいいますが)
につながります。

その場所にいれば、
安定してぶれることはありません。
極端なものに振り回されることは
なくなると思います。

それが、中庸の場所だと思います。

ぜひあなたの中庸の場所を
見つけてみてください。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

(参考図書
「君は何のために「働く」のか」
渋沢栄一著

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