最近、出版社の方とご縁があり、
「私が好きなこの一冊」について
話をすることになりました。
経済界の著名人の愛読書は、
意外と文学作品が多いので、
(例えば、ベゾス氏は
『日の名残り』だったり)
私もカッコつけて文学作品と
思ったのですが・・・
やはり
『限界はあなたの頭の中にしかない』
(The limit is only in your brain)
ジェイ・エイブラハム著
を紹介したいのでこれを選びました。
このメルマガでも
2回ほど紹介していますが、
特にビジネスをする人がマインドと
マーケティングの両方を学ぶのに
ベストな本だと思っています。
マーケティングという、
売上を上げるための手法は
巷に溢れています。
最近では、SNS集客法やら、
動画マーケティングなども流行りで、
成功者たちがその方法を喧伝しています。
次から次へと出てくるメソッドに
みんなが飛びつきます。
エイブラハム氏は、
米国屈指のマーケターであり、
彼が増やした売上は
1兆円を超えるそうです。
そんな彼は、
学歴もなく貧困な状態から
キャリアをスタートしています。
憂き目ばかりの人生から這い上がり、
やっと勝ち取って成功するも、
2度の破産と離婚を経験します。
そうした過程で、
ひたすら人間を観察し、
ビジネスの本質を深く追求してきた
彼だからこそ書ける真実が
この本にはあります。
彼は言います
「マーケティングは死んだ」と。
マーケティングの枝葉である
手法だけが取り上げられ、
それが独り歩きしている現状を
憂いています。
ビジネスの目的や精神性があってこそ、
マーケティングはうまく機能します。
彼は、マーケティングとは、
「人々に少しでも良い人生を
送ってもらうための、
手助けであり、もっとも誠実で、
純粋な、ビジネス活動の本質」
と定義しています。
これを前提とすれば、
マーケティングは、
大企業だけのものではなく、
街のケーキ屋さんでも
必要なビジネス活動だと言えます。
もし、
あなたが2%の非凡な人生を生きる人に
なりたいと思うなら、
この本はその道しるべになります。
ご興味があれば手に取ってみてください。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。