私は、今まで零細企業から
上場企業まで見てきましたが、
組織の理想形はどんなものなのか?
よく考えます。
特に、最近は終身雇用は昔話となり、
トップダウン型組織は限界を
迎えているとも言われています。
そうした課題から、フラットな組織や
「管理ゼロ」を目指す組織づくりの
アプローチを始めている組織も
出てきています。
社員35名のシステムの受託開発会社
であるソニックガーデンは
「上司なし・決裁なし」
「休暇は取り放題」
「給与は一律・賞与は山分け」
「働く時間も場所も縛りなし」
それでも毎年増収だそうです。
記事:https://www.businessinsider.jp/post-201766
この記事を紹介していただいた
クライアントは個人事業主ですが、
リモートで動くスタッフと協力しながら、
成果をあげられる組織をこれから
どのようにして大きくしていくかを
一緒に考えています。
彼女の目指す組織もフラットで
それぞれの生産性が高く、自律的です。
そのために、
会社の数字をガラス張りにして、
スタッフへの成果報酬も
明確にしています。
また、
評価基準や将来のキャリアアップ像も
明文化しています。
彼女は、
スタッフ各自が強みや得意分野に
集中して成果を上げるように
動く仕組みをつくれば、
尻をたたくような管理や上司が
必要なくなるのではないかと
言っていました。
私も同感です。
構成員の生産性の高さや
組織の大きさにもよるとは
思いますが。
記事で面白いと思ったのは、
「「管理ゼロ」の組織カルチャーは、
意外と脆い」ということです。
自発的な動きが求められる分、
方向性や考え方を
十分共有していないと
うまくいかないのでしょう。
働く人の考え方や生き方が
多様化しているせいだと思いますが、
強制的に縛るような組織では
生産性を高めることは
できないだろうと思います。
カルチャーを共有し、モチベーションが
高い小集団を複合的に集めた組織が
成果をあげていくのではないかと
個人的には思っています。
あなたの組織はいかがでしょうか。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。