経営者の中で、会計を苦手に
されている方は多いです。
起業する方は、
トップ営業マンだったり
技術で秀でている方だったりすることが
多いので、会計が良く分からないで、
勢いで会社を大きくしてきたのかも
しれません。
また、会計・簿記の教科書を見ると
内容的につまらないですし、
そういったことで挫折してしまう
のかもしれません。
私は、経営者の方は、
細かいことを知る必要はなく、
決算書を使いこなすための
必要最低限の知識を得たら
あとは、毎月の自社の
試算表を基に勉強してみるなど
の実戦を積むのが良いと思っています。
決算書には、経営の結果に関する
情報がたくさん詰まっています。
それを他の情報（数量や価格、顧客情報）
などと併せれば、なぜそのような結果に
なったのかの分析に使えます。
経営者の方は現場感覚が鋭いので
決算書は読めなくても、
何となく「お金がたまっている」とか
「今月は厳しい」とかわかる方もいます。
しかし、その勘もいつも正確ではないですし
思い込みを無くすことは難しいです。
なんといっても「数字は嘘をつかない」です。
そして、数字は万人共通の尺度なので、
社内外に説明がしやすいのです。
経営者の武器の一つとして
会計に関心を持っていただけたら
と思います。
ちなみに、経営者の方におすすめしている
会計本は、
「儲かる会社の会計と経営がよくわかる本」
村田栄樹著です
最後までお読みいただきありがとうございます。
