相手を動かす話し方

人間関係・チーム

今日は、相手との距離を近くして
何かの行動をとってもらいたいときの
コツをお話しします。

多少不正確になるかもしれませんが、
心理学の専門用語はなるべく
使わないようにします。

何らかの行動をとって
もらいたいときは、相手との距離を
近づける必要がありますね。

先日のブログ、『人をどこかに連れて行きたいなら~』)
にも書きましたが、
相手の世界を尊重していますよ
というメッセージを
送る必要があります。

よく共通の話題から入るというのが
ありますね。
これは共通項を作って、
距離を近づけるための一つの方法です。

さらに距離と近づけるためには、
どうしたら良いでしょうか?

まず相手の世界観、
価値観を話しながら
読み取ってみることです。

人は言葉だけでなく
無意識に多くの情報を発しています。

言葉であれば、
前向きの言葉を多く使っているのか、
後ろ向きの言葉を使っているのか。

視覚の言葉を多く使っているのか、
感覚の言葉を多く使っているのか

声のトーンであれば、
感情的なのか、冷静なのか

表情や身振り手振りなどからも
分かりますね。

相手の世界観、価値観
をまず理解してみましょう。

使う言葉やトーン
呼吸や身振り手振り、視線、
なども相手に合わせる
という方法もあります。

このようにすると、
相手のあなたに対する
親近感や信頼感が高まります。

そうしたうえで、
自分の導きたい方向で話をすると、
相手への入り方が違います。

最後に相手の世界観に
戻してあげるとさらに良いでしょう。

例を挙げましょう。

よく分析はするけど行動を
なかなか起こさない部下が
いるとします。

慎重で後ろ向きの彼に対して、
前向きな言葉や気合いれろ!など
といっても響きません。

「分析することも大事だよね」
などと言いながら世界観を合わせ、

「○○の行動をすれば、
実績がさらに上がっていくと思うよ」
と行動をうながし、

「事例が増えたら、
一緒に分析をしてみよう」
などと戻す。

話し方を少し工夫するだけで
ずいぶん変わると思います。
ぜひ試してみてください。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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