松山英樹選手が
アメリカのマスターズで
日本人選手として
初めて優勝しました。
すごい快挙ですね。
丸山茂樹選手が
彼が優勝した要因として、
メンタルや体調、
スイングの調子など
すべてのコンディションを
マスターズの期間中に
最高にもっていけたこと
と話していました。
すべての要素を
大会の期間に合わせて
最高に持っていくことは
とても難しいことなのですね。
松山選手は、
インタビューで、優勝の一因として、
前の週の大会
「バレロテキサスオープン」で
「なんでこんなに怒っているんだろう」
と感情をコントロール
できていなかった自分を見つめ直した
ことを挙げています。
私が気になったのは、
彼は昨年まで特定のコーチを
付けたことがなかったということです。
彼は「自分のスイングを
100分割して1コマ1コマを
すべて理解して説明できる」
ほどのスイングオタクだそうです。
自分で考えてスイングづくりを
していたのですね。
ところが、結果が出ず、
昨年11月に目沢コーチと
初めて契約を結んだそうです。
彼はどんなことを
していたのでしょうか?
まず、彼はメンタル面では
特にアドバイスしなかったようです。
しかし、
「当初は私と松山選手本人の理想
とのズレがありましたが、
試合の映像やショットデータなどを見ながら、
この2カ月は色々なことを
日々話し合ってきました。」
と言っています。
また、
「様々な測定器を取り入れ、
データ分析を始めました。
そのデータから弾き出された数値を基に、
松山選手と話し合いながら
一緒にアイデアを出し」た
と言っています。
私は、
松山選手のような一流の人でさえも、
自分のプレーを客観的に見るのが
難しいのだなと思いました。
そして、「客観的に見る」ために、
目沢コーチとのディスカッションや
測定器を使ったと言えるのでは
ないでしょうか。
それだけ「自分を客観的に見る」
ことは大事なことだと思います。
もちろんコーチをつけるだけが
方法ではありません。
あなたのメンター、家族、友人、上司の
あなたに対する評価や言葉などを
注意深く観察することによっても
できます。
また、
測定という意味では、
結果でてきた数字や事実を
分析することでも客観視できます。
例えば、体重ひとつとっても、
数字は嘘をつきません。
そして、増減には理由があります。
事業であれば、
決算書や売上や費用の詳細について
分析することで、実態が分かります。
税理士やコンサルタントなどの
力を借りる方法もあるでしょう。
問題なのは、
見たくないものに蓋をして
何もしないということなのです。
もし、あなたが
理想の状態に
なかなかたどり着けない場合は、
状況を「客観的に見る」工夫を
されてはいかがでしょうか。
もちろんコーチをつけたい人は
私に声をかけてくださいね!
最後までお読みいただき
ありがとうございました。