適材適所に必要なこと

ポジショニング

先日、勉強会で、
人のプロファイリングの話を
してきました。

簡易テストをやっていただき、
自分のタイプを知って
いただきました。

また、普段接している仲間が
どんなタイプなのかを
知ることによって
より相手の理解が深まった
ようでした。

経営者やマネージャーの
悩みの一つに、
「適材適所」をどう実現するか
ということがあると思います。

「適材適所」とは、
人材の能力や個性、適性に応じて、
その人にとってふさわしい仕事を
割り当てることです。

これを実現するのに
必要なことは2つあります。

一つは、
人材の能力や適性を
把握することです。

これは、その人の
プロファイリングを
することによって可能です。

もう一つは、
仕事内容の
プロファイリングです。

つまり、
それぞれの仕事の中身について
どのような適性が要求されるか
を明らかにするということです。

ここで、基準の一つの例として、
オプション型とプロセス型を
挙げてみましょう。

オプション型の仕事は、
手順や仕組みを作り出す仕事です。

一方のプロセス型の仕事は、
既存のやり方に従うことが
必要な仕事です。

それぞれの仕事の性質上
オプション型か、
プロセス型かは、
ある程度決まっています。

たとえば、
飛行機のパイロットの仕事は、
プロセス型ですよね。

オプション型の
パイロットだと怖いです。

「今日は、北極越えのルートに
挑戦してみよう!!」とか(笑)

会社は様々な仕事を抱えており、
それらをいくつかの基準で
分析していくと
どのような適性が必要な業務か
が明らかになります。

そして、それぞれの業務にあった
適性の人に割り当てていけば、
能力を発揮しやすいと思います。

当たり前といってはそうなのですが、
意外と業務のプロファイリングを
意識している方は
少ないのではないかと思います。

また、採用するときも、
業務に合致した適性の人が
応募してくるような言葉
(「影響言語」といいます)
で訴えると採用しやすいことも
わかっています。

深く知りたい方は、
『「影響言語」で人を動かす』
シェリー・ローズ・シャーベイ著
を参考にしてみてください。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

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