先日セッションで
OSHOの話をしたのですが
その方は、
ご存じありませんでした。
確かに、
ちょっとマニアックかもしれません。
あなたはご存じでしょうか?
OSHOの本名は、
バグワン・シュリ・ラジニーシ。
1931年インドに生まれ、1990年没。
現代の神秘家であり、その人生と教えは、
今もあらゆる世代の何百万という人々に
影響を与え続けているといわれます。
英国「サンデー・タイムズ」紙は
「20世紀を作った1000人」の1人に選出し、
彼の著作は58か国で翻訳されています。
また、米国の作家トム・ロビンスには
『イエス・キリスト以来、最も危険な人』
と評されています。
彼自身は書物を書くことは
なかったですが、
毎朝、彼が何も見ないで講話した記録が
膨大に残っており、
それが書籍になっていると聞きます。
彼の周りには慕う人たちの
コミュニティが生まれ、
彼らに、30年以上に渡って
ほぼ毎日長時間の講話を
こなしたそうです(しかも何も見ずに!)
講話では、
東洋の偉大な思想家
(ブッダ、老子、達磨大師など)を
紹介する形で行われることが
多かったようです。
しかし、その中でも例外的に
3年半の沈黙を守った期間があり、
そのあとに語ったのは
彼自身の思想でした。
今日は、
その講話の中から重要な言葉を
まとめた本を紹介します。
『OSHO 瞑想録 静寂の言葉』
です。
多少断片的になってしまっているのは
否めないですが、それでも彼の言葉の
美しさや強さを感じずにはいられません。
ちょっとだけ、紹介してみましょう。
『あなたが友人と会う時には、
ちゃんと会いなさい。
誰が知るだろう、二人はもう二度と
会うことがないかもしれないのだ
そうなればあなたは後悔する。
満たされなかった過去に
苦しむようになる。
言いたかったのに言えなかった言葉。
「愛している」と言いたいのに、
何年もためらって言わないままの人がいる。
いつの日か相手は
死んでしまうかもしれない。
「愛していると言いたかったのに
言えなかった。」
そのとき彼は、
泣いて悲しむことになるだろう。』
禅の話などに比べて
わかりやすく身近な話が多いです。
でも奥が深い。
そして、現代人に合わせて
語ってくれています。
ご興味のある方は
ぜひ読んでみてください。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。