あなたは競争心が強いですか?
私は昔は強かったです。
だって、学生の時から、
テストの成績やら徒競走の順位やら
バレンタインデーのチョコの数(笑)やら
を他人と比較していたし、
大人になっても、
同僚との出世のスピードやら
給料や賞与やら。
いくつになっても「他と自分とを比べて」
勝つことに執念を燃やしていました。
いつの間にか競争社会に組み込まれていました。
ビジネスでも、大企業は市場のパイの
取り合いをしています。
それでも今日の勝者は、明日の敗者。
いつひっくり変えるかはわかりません。
私は、ビジネスは、
他と競争することをやめてしまう方が
うまくいくと思っています。
(少なくとも中規模までは)
競争しなければいけないという考えの
前提には、資源には限りがある
という考えがあります。
そして、その限りある資源を、
他者との競争によって勝ち取らなければ
ならないという考えです。
では、資源に限りがあるというのは
本当でしょうか。
製品やサービスの市場を例にしても、
人間は、常に創造することによって、
新しい市場を作っていますよね。
例えば、通信にしても、
固定電話>携帯電話>スマホ・・・
というように
新しい市場が次々に創造されています。
人間の創造力って凄いです。
創造力を最大限働かして、
新しい製品やサービスを創りだせば、
競争する必要がありません。
創造するというのは、必ずしも
世の中にないものを発明することだけでは
ありません。
あなたの業界で常識的に行われている
サービスについて、例えば、他の業界や
地域での方法を持ち込んだり、
今まで解決されていなかった顧客の
悩みを解決できる方法などを
付加することで
新しい価値を創造することができます。
他者から勝ち取ることに
エネルギーを集中させるよりも、
新たに価値を創り出すことに
集中することにより、
全体が豊かになれるのでは
ないでしょうか。
あなたやあなたの会社の強みを活かして、
新たな価値を創るアイデアを
ぜひ考えてみてください。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。