私のクライアントの企業で
売上の9割を2社の法人得意先で
占めている会社があります。
あなたの会社はいかがでしょうか。
2対8の原則
(上位の2割のお客さんへの
売上が全体の8割を占める)
はあるかもしれませんが、
これほど集中している会社は
珍しいと思います。
私はそのクライアントには、
特定の取引先に依存している状態は、
リスクが高いので、
お客さんの数をもう少し増やして
くださいとお願いしています。
ここでリスクとは何でしょうか?
お客さんの状況の変化によって、
自社の売上が影響を受ける可能性
のことです。
お客さんの状況は
業界が同じであっても、
完全に同じにはなりませんよね。
売上が良い月もあれば悪い月もある。
それによってあなたの会社からの
仕入を増減させると思います。
複数のお客さんと取引していれば、
良いお客さんと悪いお客さんが
両方ありますから、
自社の売上は大きくは
下がらないで済みます。
投資の世界も同じです。
格言で「卵は一つのカゴに盛るな」
と言われます。
これは複数のカゴに卵を入れておけば、
一つ落としたとしても他のカゴは助かる
という意味です。
投資リスクを減らす方法です。
個人の収入についてはどうでしょうか。
勤めているときは、1社からの収入ですね。
そうするとその会社をクビになると、
収入が0になってしまいます
(失業保険はあるにしても)。
今はやりの副業というのは、
収入の流れをもう一つもって、
リスクを減らすという意味があります。
個人事業主であっても、
1つの会社の下請けよりも、
複数の会社から請けることで、
複数の収入の流れができるので
おススメです。
個人的には3つぐらい流れが
あるといいと思います。
私の場合は、「コーチ」、「税理士」、
「会計士」の3つの流れです。
これから流れの中身も
変えていきたいと思っています。
組み合わせはいろいろありますよね。
「事業」、「ユーチューバー」、「印税」
というのもありだし、
「セールスマン」、「講師」、「投資」も
あるかもしれません。
いずれにしても、
環境が爆速に動いている中で、
変化にどう対応するかというのは
考えておくべきことかなと思います。
あなたは変化に対応するために
していることはありますか?
最後までお読みいただき
ありがとうございます。