メディア戦略家、作家としても
著名なライアン・ホリデイが
商品のコンセプト作りについて
書いていて納得しました。
彼曰く、商品のコンセプトを
つくるときは、
1.これは何であり(ジャンル)
―どんな位置づけの商品か?
2.何をするもので(目的)
―どんな悩みを解決するのか?
3.誰の役に立つのか(ターゲット)
―誰の役に立ち、お金を払ってくれるのか?
を1文、1段落、1ページと、
長さを変えて3パターン作ると
いいと言っています。
これを何回もすることで、
コンセプトが客観的になり
練れてきます。
今回は、
「ターゲット」に絞って考えてみると
大きい集団と小さい集団
最初に狙うのは、
どちらがいいでしょうか?
はい、小さい集団ですよね。
なぜなら、大きな集団は、
ひとつで存在するのではなく、
小さなニッチ集団がいくつも
存在する形になっているからです。
小さくてニッチなコア層に支持される
↓
そこから外側の集団、上位層に広がる
↓
結果的に大きな集団に広がる
というプロセスで、人気が広がるのが
一般的なのです。
例えば、レディー・ガガは、
初め、ニューヨークやサンフランシスコの
ゲイバーやクラブ、バーレスクショーを
足場にして、
独特のサウンドとキャラクターを作り上げ、
ファンの基盤を築いたそうです。
そこから、劇的なパフォーマンスと
サウンドをクラブに持ち込み、
おしゃれな人の間で話題になり、
ついにメインストリームに踊り出ました。
あなたが好きなメジャーなアーティストも、
たいてい、一人一人違うやり方ではあっても
このような道をたどっているはずです。
一般受けしようとしてつまらない商品に
なってしまうことはよくあることです。
最初は、ニッチでディープな層に
どう喜んでもらうかを徹底的に考えた方が
早道なのですね。
あなたの商品やサービスはいかがですか?
最後までお読みいただき
ありがとうございます。