潮の流れと徳

その他

私は、22年間
個人事業から上場会社まで、
いろいろな会社や
経営者とお付き合いさせて
いただいてきました。

私の役割として、
数字や法律を根拠にして、
客観的な事実から書類をつくったり
アドバイスをしてきました。

その中で、
客観的な条件はそろっているのに、
どうしてもうまくいかないときが
あります。

社長が病気をしたり、
主要な取引先とトラブルになったり
製造設備が故障したり。

一方で、条件が厳しくても
うまくいく時があります。

資金繰りがひっ迫して、
いくつもの金融機関から
資金を引き揚げられそうになっても
なんとか説得できて回復できたとか、

倒産寸前のところで、
なんとか良い取引先と取引できたとか。

これらは、数字などでは
説明できないものです。

なぜこんなことが起きるのでしょうか?

私は、会社や人が
大きな流れにのっているか
どうかなのではないかと思います。

ですので、
どうにもこうにも
うまくいかないときは、
潮の流れに逆らっているかもしれない
と思って、
立ち止まることも必要だと思います。

また潮の流れがくるのを待つか。
進む方向を変えてみるか。

独立や転職も同じだと思います。

また、
会社にも人と同じように
徳があると思っています。

社長や従業員が徳を積むと
それはいざというときに
不思議と返ってきます。

不利な状況下で
信じられないようなラッキーなことが
あるとき、それは過去の徳が
潮の流れを引き寄せたのかもしれません。

潮の流れを感じることが
人生にとっても、事業にとっても
大事だと思います。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

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